子どもを伸ばすプロセスほめのコツ4つ|具体例5つ

子育て

【子育て上手 は ほめ上手】
「ほめ」にはとんでもないメリットがたくさんあります。

この記事はこんな方におすすめです。

✅子どもの才能を伸ばしたい
✅子どもと良い関係を築きたい

「プロセスほめ」の具体例・コツを知りたい

「結果ほめ」「プロセスほめ」って聞いたことありますか。
この違いが分からない人は要注意です。

間違ったほめ方は子どもの才能を潰します。

ご存じなかったという親御さんはコチラの記事をお勧めします。
⇨知らないと危険!?子どもを伸ばすほめ方

この記事では
✅自己肯定感がUPするほめ方のコツ
✅正しいほめ方を習慣化する方法
✅今日から使えるほめ方の具体例

を解説していきます。

スポンサーリンク

「プロセスほめ」知ってるよ~って方も
実際の生活で継続して取り組むことって難しいですよね。

プロセスほめを応用して体系的にまとめた【ほめの四段活用】と【プロセスほめ習慣化のコツ】を2児のパパ(2歳、0歳)が育児書10冊以上読みこんだうえで、どこよりも詳しく解説します。

我が家では子どもとの会話量が増え、身の回りのことはできる子に育っています。

着替え、トイレ、配膳、下膳、手洗い
2歳半にして習得できました。
ほめの成果だと思ってます。

この記事は5分で読め、今日から簡単に実行できる方法です。

貴方の大切な子どもの自己肯定感は爆あがり、さらに努力を大切にする価値観を手に入れます!
親子の絆もさらに深まりますよ!

目次

子どものほめ方の4つのコツ【ほめの四段活用】

子どものほめ方のコツを抑えるだけで一つの行動から多くの喜びと学びを得ることができます。

ほめ方の4つコツ

①具体的事実を指摘する
②努力・過程をほめる
③Iメッセージを使う
④質問する

様々な育児書からほめのテクニックをいいとこどりして体系的に分かりやすくまとめました。
『ほめの四段活用』と名付けます!(`・ω・´)ドヤ
この4つを使いこなせば、子どもの自己肯定感と才能が爆伸びします。

ほめ方のコツ① 具体的に事実を指摘する

子どもは頻繁に「ママ見て見て!」とせがんできますよね。
「絵をかいたよー見て見て!」と来た場合、どのように反応してますか?


ついつい「わあー絵が上手だね!」と適当にほめてないでしょうか。

その反応はあまり子供のためになりません。

正しくは「絵を描いたんだ!丸をいっぱいかいたね!」と具体的事実を伝えましょう。


「見て」と子どもがせがむ理由はほめられたいからではなく単純に見て欲しいだけです。

具体的事実を指摘するメリット
✅子どもをより深く観察することができる。
✅きちんと自分のこと見てくれるという安心感と信頼感が生まれる。
✅ほめ過ぎ防止になる。

ほめてばかりいると、子どもはほめられるために行動するようになってしまいます。

事実を指摘する以外のほめ方は「才能ほめ」、「おざなりほめ」につながります。

事実を指摘するだけで子どもはかなり満足した顔になります!

ほめ方のコツ② プロセスをほめる

子育て】“負の感情”も重要!子どもの心に響く「本当に伸びるほめ方」(1/2) - ハピママ*
具体例:「集中して絵を描いてたね!」

過程や努力の姿勢をほめることで、努力できる子に育ちます。

プロセスほめのメリット

✅努力を見ててくれて嬉しい
✅なんでも努力できる子になる
✅うまくいった理由を振り返ることができる

過程にフォーカスすることで結果が伴わなくてもほめることができます。
試合には負けても「たくさん走ってた!いいシュート打ったね!」とほめることができますよね。子ども自身がうまくいった事実や理由を認識でき次につなげることができます。

ほめ方のコツ③ アイ・メッセージを伝える

具体例:「素敵な絵を描いてくれてママ嬉しいな!」

子どもの行動の結果、自分がどんな感情を持ったかを伝えましょう。

 

アイ・メッセージとは

 

アイ・メッセージとは、「私は」から始まるように伝えていく方法です。
ユー・メッセージは「あなたは」から始まるように伝える方法です。

 

例えば、トイレの電気をつけっぱなしにした旦那がいたとします。

ユー・メッセージでは「(あなたは)トイレの電気を消してよね」
アイ・メッセージでは「(私は)トイレの電気消してもらえると嬉しいな」
どっちの言い方が気持ちよく行動できますか?

 

「服をきてー!」⇨「服を着ないと寒くてかぜひちゃうよ。ママ悲しいな。」

服を着る理由も一緒に伝えることができ効果的です。
アイ・メッセージは命令口調にならずに人の行動を変えることができます。

■アイ・メッセージのメリット

✅子どもが他人の感情を理解できるようになる
✅自分の行動が他人にどう影響するかを知ることができる
✅人に優しくなれる

アイ・メッセージはほめる時もガンガン使えます。
「お手伝いしてくれて助かるよー
「ママの絵描いてくれて嬉しい!
「トイレでおしっこしたね!おまた汚れなくて良かったー
ガンガン自分の感情を正直に伝えましょう!

アイ・メッセージは子育て以外でも使える有能テクニック

ユー・メッセージは命令、叱責口調になりがちで主従関係を構築してしまいます。
アイ・メッセージは対等な関係でおだやかに主張を伝えることができ関係が良好になります。家庭、職場で非常に使えるテクニックです。

家庭でも
「美味しいご飯が食べれて嬉しい!
「ご飯作ってくれて助かるよ

職場でも
「資料作ってくれてありがとう助かるよ
「丁寧につくってくれてありがとう!スゴイねー

とアイ・メッセージを言い合えると皆が幸せになりますよ。

アイ・メッセージって意外と頭使います。自分の感情を正しく認識して言語化するって慣れが必要です。意識して素直な感情を伝えることは自分にとっても気持ちがいいものです!

ほめ方のコツ④ 質問する

具体例:「今どんな気持ち?どこが大変だった?」
ほめた後さらに質問することで以下の効果があります。
■子どもに自身の状態を確認させる
服を着た⇨「服着てどう?暖かくなった?」

■自分の感情を表現させる
お手伝いした⇨「お手伝いしてどんな気持ち?」

■本当に見て欲しい部分をさぐる
絵を描いた⇨「どこの部分が難しかった?」

■質問のメリット
✅自己分析を助ける
✅感情を伝える力をのばす
✅次のステップにつなげる
✅コミュニケーションを深める

YES,NOで答えられる質問よりも、どうして?何を?と答えさせるオープンクエスチョンが子どもの脳をさらに刺激します。

小さいとき、慣れないうちは「トイレでおしっこできて嬉しい?」「おかたずけしたら気持ちい?」「服着て暖かい?」と感情のすりこみ感情認識のお手伝いをしておくと良いでしょう。

 

ほめただけで終わらせず、プラスの質問するとコミュニケーションはより深まります。会話が広がりますよ!

スポンサーリンク

才能を伸ばすほめ方 ほめ4段活用のまとめ

例えば・・・子どもが絵を描いてみせてきた場合

「おお!ママ描いたの?うまいじゃん!天才!」とおざなりにホメるのではなく。

ほめ4段活用を実践すれば・・・

「丸をいっぱいかいたね」(事実を指摘)

「集中して書いてたね」(プロセスを評価)

「絵を描いてくれて嬉しい」(アイ・メッセージ)

「どこが一番大変だった?」(質問)
となります。

めちゃくちゃ見てくれてる感ありません?

自己肯定感はあがり、集中することを良いことだとわかります。自分の行動がどのように他人に影響したかを知ることができ、頑張った点を人に話すこともできます。

次も絵を描きたくなります。

少し怖いこと言いますが・・・

適当ほめと比べて天と地ほどの差があります。
この差が毎日、毎回繰り返されます。
ほめ4段活用を使いこなす親とそうでない親の子どもの成長は圧倒的な差がつきます。

ほめ四段活用を使うためには・・・

子どもを深く観察する必要があります。

具体的にほめるために、過程をほめるために、よー-く観察しましょう。
一緒に遊ぶのが1番です。

子どもができたよーと報告しに来たときは
成長のチャンスです全力で対応しましょう!

子どもが伸びる「プロセスほめ」具体例5つ

ほめ四段活用を用いた5つの具体例を紹介します。
文法として頭の中に入れておけばどんなケースでも、大人にでも応用が利きます。

かけっこで1等賞とった

【事 実】走り方が(フォーム)が良かったね!腕が大きく振れてたよ!
【過 程】一生懸命練習したもんね。本番も頑張ったね!
【iメッセ】すごくかっこよかったよ!
【質 問】走り終わってどんな気持ち?

絵を描いた

【質 問】これは何を書いたの?
【事 実】いろんな色を使ってるね!
【過 程】集中して書いてたね
【iメッセ】この絵カラフルで好きだなぁ~
※何の絵か判別できない場合は質問を最初にもってきた方が良いです。
ほめ方のヒントになります。

テストでいい点とった

無料イラスト テストで100点を取って喜ぶ子供

【事 実】100点だったね!
【過 程】宿題頑張ってたもんね
【iメッセ】しっかり勉強してて嬉しいな
【質 問】どんな問題が出たの?

お手伝いした

【事 実】皿運んでくれたね
【過 程】両手でしっかり持てたね
【iメッセ】とても助かる ありがとう
【質 問】またお願いしてもいい?

着替えができた

【事 実】一人でズボンはけたね
【過 程】座ってはいてたね
【iメッセ】お着替えできてママ嬉しい
【質 問】おきがえしてどんな気持ち?どうなった?

正しいほめ方を継続するコツ

ほめ四段活用を使いこなすのは実践あるのみですが、一旦習慣にしてしまえば自然と出てきます。親の脳みその回路も活性化しますよ。

継続のコツ

✅四段活用を紙に書きだし冷蔵庫に貼る。(3分でできます!)
✅毎日1回は意識してほめよう!
✅家庭、職場で使ってみよう!(大人にも応用できます!)

ほめ四段活用の効果は絶大です。

考えるのはめんどくさいですが慣れると習慣になります。

最初は英語で話すみたいにつっかえながらですが段々流ちょうに言葉が出てきます。
会話量も増え濃密なコミュニケーションができます。子どもは努力できる子になります。

私も実践してすぐに効果を実感できました。
子どもの喜びが全身から伝わってくる感じが本当に凄いです。

ほめ方を意識するだけで家庭での幸福度があがるなんて自分でもびっくりしています。ぜひ皆様も試してみてください!

スポンサーリンク

コメント

  1. madnugadon より:

    いつも拝見させて頂いております。
    特に子育て関係の記事は参考になり、いつも心が救われております。

    質問なのですが、この記事のプロセスほめなどは思春期の子どもたちにも有効でしょうか?
    職業がら思春期の子どもたちとふれあう機会が多いもので…

    • gangangrin より:

      コメントありがとうございます!

      思春期の子供にも有効だとおもいます。

      なぜなら大人にも有効だからです。
      妻や職場でもプロセス褒めを意識すると喜びが伝わってきます。
      あと自分が言われて嬉しいからです。

      承認欲求、見て欲しい気持ちは人間の持つ本能なので
      思春期の子供にも有効です!
      ほめる側の人間の態度が変わるので何らかの影響がでますよ。

      ただのサラリーマンの意見でもうしわけないですが・・・

タイトルとURLをコピーしました