登山したいっ!
と思ったはいいけど何を準備すればいいの?
山とか不安なんですけど(;・∀・)
この記事では初心者が一人で山に登るときに準備すべきことを
説明していきたいとおもいます。
私も最初は一人で不安いっぱいの中登りましたが
様々な失敗と経験を積み、徐々にステップアップして
1年後には槍ヶ岳単独テント4泊5日縦走を楽しむことができました。
学んだことを基に初心者向けに最初の登山について考えてみました。
目次
心構え
アウトドアはかよわい人間が自然の中にお邪魔する行為です。
自然は街にはない素晴らしい景色や経験を与えてくれますが、
楽しむためには自分の弱さを理解し自然に敬意を払う必要があります。
最低限の準備を怠ると自然を楽しむことができないばかりか、
取り返しのつかないケガをすることになります。
一人で登ろうが仲間と登ろうがガイドと登ろうが自然に入るということは、
全て自己責任と私は思ってます。五感を駆使し感じ取り自分の判断を尊重
すべきです。まずいと感じたら引き返す。無理はしないように!
登山のリスク
動けなくなることが一番のリスクです。
原因は体力の消耗、道迷い、転倒によるものがほとんどです。
下記事項を守り安全で楽しい登山を楽しみましょう!
家族への連絡と登山届
最低限家族には登る日、登る山、コースを書面かメールで連絡しておきましょう。
万一の時はその情報がないと動けないあなたを助けようがありません。
登る山
・往復2~3時間以内の山
最初っから飛ばす必要はありません!難易度の低い山から始めましょう!
山の楽しみは標高に比例しません、どの山も全て楽しいです。
大事なのは楽しむ心、感受性です。
・メジャーな山
メジャーな山は楽しみがたくさんあるからメジャーであり、
登山道が整備され登りやすい!
人気があり登山者が多く、尋ねれば教えてくれますし、
万一のことがあっても救助者を呼んでくれます。
交流も楽しみの一つで、山のことや近場の温泉を教えてもらったり、
山頂でお弁当を分けてもらい食べ過ぎでおなか痛くなったこともあります。
こんな日に登れ
・土曜日か日曜日
登山者が多い日に登りましょう。
・晴れてる日
雨や曇りだと眺望が悪く山頂の感動が今一つ。
道もぬかるんでるため転倒リスクがあがります。
前日が雨の場合も避けましょう。山は逃げません!
潔くインドアを楽しみましょう。
・気温が7~25℃の日
暑すぎても寒すぎても体力消耗につながります。
特に暑い日は最悪です虫も多いです。おとなしく海に行きましょう。
・朝9時登山開始
日が暮れると歩行できません。昼以降は気温があがります。
人が多い時間に登りましょう。
登り方の基本
とにかく疲れないことが重要!
・息が上がらない程度のペースで歩く
山では「えっ?大丈夫!?」ってくらいご高齢の方も登ってます。
疲労は自分の許容できる負荷の範囲でしたら溜まりにくいです。
ご高齢の方が若者と同じ山を登れるのは自分のペースを理解しているからです。
ゆっくり歩行は負荷を抑え体力を温存し、転倒リスクを減少させます。
また山の景色や環境をゆっくり味わうこともできます。
・高低差の少ない平らなところを歩く
疲労は負荷が大きいとたまります。同じ高さを登るにも段差の大きな
100段の階段よりも段差の少ない200段の階段を登るほうが楽です。
高低差がおおきとそれだけ筋肉を酷使してしまいます。
脚をおける低いところを探し脚をおき高低差を意識しながら登ります。
それ以上に重要なのは足場が平らなところに足をおくことです。
不安定な足場は筋肉を消耗させます。
とにかく最初は息が上がらない程度のペースで歩くことだけでOKです!
準備するもの
登山道具は高機能ですが高価なものが多いです¥(;・∀・)¥
道具は少しづつ揃えることをお勧めします。途中で飽きたらもったい。
必要性を感じて購入することで道具に求める機能やありがたみがわかります。
何より徐々にステップアップする感じがめちゃくちゃ楽しいんです。
下記道具はこの記事のことを守っている限りこの装備でいけるというものです。
標高の高い山や雨の日はNGです!
・ズボン ジャージでOK
・Tシャツ ランニングするTシャツでOK
・上着 スポーツウェアならOK
・帽子 できればハット、なければキャップでOK
・靴下 厚手のやつでOK
・靴 ランニングシューズでOK
・リュック 下記道具が入ればOK
・携帯
・水筒 500mlペット×2でOK 2本とも水でOK
・おにぎり 山頂で必ず必要です!忘れるとOUT!
・日焼け止め
~できれば車に置いとくもの(電車の人は担いであがってね)~
・温泉セット
・着替え 忘れると涙目に
事前の情報収集
・天気
tenki.jpが詳しくておすすめ。降水確率・気温を確認しましょう。
空を見た感じ不安になったらやめましょう。雨の登山は上記装備では行えません。
初めて登ろうとしてる山はまだ見ぬワクワクがつまってます。
せっかくだからその山のポテンシャルが十分に発揮できる日に登りましょう!
・地図、コースタイム
YAMAPを必ずダウンロードして使い方を予習しておきましょう。
事前に登る山のコースタイムも確認しましょう。
山を登った人の記録もたくさんあるので目をとおしときましょう。
・登山口、駐車場、温泉
山道よりも迷いやすいのが登山口や駐車場の場所です。
詳しく書かれているブログや駐車場にある案内板を確認しましょう。
登山口はかなり重要なので道行く人に恥を忍んで
「○○山の山頂にいくのはこの道でいいでしょうか」と尋ねてみましょう。
まとめ
自然にお邪魔するという謙虚な心をもって精いっぱい登山を楽しみましょう!
2~3時間で行って帰れる難易度の低い山を、
晴れた日の土日の朝9時からゆっくり自分のペースで登りましょう。
登山の準備や天気、地図、登山口、駐車場の予習もしっかり行いましょう。
いろいろ書きましたがあまり調べすぎるのも感動が薄れてしまうかも・・・
Let’s Climing!! (さあ!のぼろう!!)
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