2022年診療情報管理士試験の合格率｜働きながらの通信生と専門生の合格率の違い　

この記事では
✅診療情報管理士試験の最新の合格率
✅専門学校生と通信生の合格率の違い
✅合格率から見える試験の特徴と対策
についてまとめていきます。

・診療情報管理士を目指す方
・資格取得を迷ってる方
とても気になる情報だと思います。

地頭は良くないですが税理士簿財科目合格、簿記1級、潜水士、FP2級、MOS
資格経験だけは少し豊富ながんちゃんが診療情報管理士試験をガチ分析！

診療情報管理士の合格率

直近の合格結果は
2022年　2625人受験　1750人合格　合格率66.7％
2021年　2800人受験　1748人合格　合格率62.4％
過去分は下記のとおりです。

過去5年間の合格率を平均すると61.9％

診療情報管理士の専門生と通信生の合格率の違い

診療情報管理士試験には受験資格が定められています
・「診療情報管理士通信教育」を修了した者⇨通信受講生
・指定大学および指定専門学校卒業、卒業見込みの者⇨専門学校生

全体合格率は60％ですが専門生と通信受講生の合格率には大きな差があります。

診療情報管理士試験の専門学校生の合格率　80％

どこの専門学校サイトを見ても合格率８０％以上を宣伝しています
合格率90％以上の専門学校もゴロゴロしてます。
長年のノウハウ、競い合う仲間、集中できる環境で3年間みっちり学習をすれば診療情報管理士試験は高確率で合格できます。

専門学校生は合格率80％。だけど全体合格率60％・・・だと！？

通信受講生のせいで合格率をさげている説！
が浮上してきました。

通信受講生の合格率は40％以下です
【根拠】
①専門学校の公表合格率に対する全体合格率の低さ
②私の病院の実績　毎年3人受けて1人合格

③合格結果発表から推定

2021年版の合格発表掲示の合格者数をゴリゴリカウントしてみました。
合格者は専門生か通信生に分けて発表されます！

カウントした結果
■専門生合格者数　878人
■通信生合格者数　725人

専門生の合格率を80％通信生40％と仮定し逆算すると
■専門生予想受験者数　約1100人
■通信生予想受験者数　約1800人　
　　　　　　　　　　 計2900人

実際の受験者数　2800人

逆算した受験者数が実際の受験者数と近似なので
まぁまぁ妥当な数字と考えられます。

【朗報】通信受講生合格率40％だけど大丈夫！！！

とみせかけて安心してください
大学、大学院、簿記１級、税理士試験（簿記論、財務諸表論）
合格率30～10％の試験を経験した私の感覚では・・・
通信受講生実質合格率は60％以上
実質合格率とは合格ラインに到達した人が合格する確率

通信生10人中
うち、努力して合格圏到達が5人
うち、3人が合格
⇨合格圏に入る努力ができれば合格率は高い
あとは本当に運次第です。

【根拠】
・通信受講生で実際に勉強している人は少ない
　（私の周りでも落ちるべくして落ちる人が多い
　⇨働きながら合格圏に到達できる勉強をするハードルは高い

合格率から分かる診療情報管理士試験の特徴

診療情報管理士試験は専門学校生のための試験である
【根拠】
・受験資格取得のため２年間の勉強が必要
・試験日が2月である⇨卒業時期にちょうどいい
・過去問が非公開である
　⇨診療情報管理士なりたかったら専門学校通ってね

働きながらの資格取得はハードルが高そうです。

働きながらの診療情報管理士通信受講生の不利な点

⇨過去問対策ができない
　
試験終了後、試験問題は回収され公表されません。

試験問題が公表されないのは以下の理由からです。
①試験難易度を標準化する必要性⇨過去問を流用するため
②新規問題を作る手間が省くため
③教材を売るため

試験の最高の対策は過去問対策です。
試験に出ないところを勉強するのは無意味
過去出題されたところは必ず再度類似の出題がされる！

ではどうすればいいんでしょう？

診療情報管理士の効率的な勉強法

大変残念なお知らせです過去問は手に入りません。
どう試験対策すればいいんでしょうか？

キーワード：重要語句　を押さえましょう

キーワードを理解しその周辺知識を拾っていって勉強しましょう。

専門生も通信生も皆様が合格されることを願ってます！！